ブラウンの電気シェーバー、気になってるけど種類が多くて迷っちゃいますよね?
特にシリーズ3の「310s」と「3010s」は、見た目も似てるし価格帯も近いから、どっちを選べばいいか悩む人も多いはず。どっちもブラウンのエントリーモデルながら、しっかり剃れる実力派!でも、実は細かいところで違いがあるんです。
この2つのモデルの大きな違いは主にこのあたり。
ブラウン310sと3010sの違いがココ!
- マイクロコームの有無
- 3連サスペンションヘッドの動き方
- バッテリーの持ち時間
- バッテリー残量表示の有無
- グリップの素材感
「え、それだけでしょ?」って思うかもしれませんが、この違いが毎日の使い心地や満足度にけっこう影響してくるんですよ!
この記事では、このブラウン 310sと3010sの違いを徹底比較して、あなたにピッタリの1台を見つけるお手伝いをします!替刃のことや、お風呂で使えるかどうか、実際の口コミなんかも交えながら、わかりやすく解説していくので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
あなたにぴったりのブラウンシェーバーを見つけよう!
ブラウン 310sとブラウン 3010sの違いを比較
ブラウンのシリーズ3、310sと3010sは、どちらも手軽に使えるエントリーモデルとして人気ですが、細かいスペックには違いがあります。まずは、どこが違うのかを表でサクッと確認してみましょう!
機能/スペック | ブラウン 310s | ブラウン 3010s |
マイクロコーム | なし | あり |
3連サスペンションヘッド | 各刃は独立して動かない | 各刃が独立して上下に動く |
駆動時間(フル充電) | 約20分 | 約45分 |
バッテリー表示 | なし | LEDランプ(1段階) |
グリップ素材 | プラスチック | ラバー |
質量 | 約175g | 約220g |
その他機能 | 3枚刃、ディープキャッチ網刃、S字形くせヒゲトリマー、まるごと水洗い、お風呂剃り対応、急速充電(5分充電で1回使用可)、充電時間約60分 | 3枚刃、ディープキャッチ網刃、S字形くせヒゲトリマー、まるごと水洗い、お風呂剃り対応、急速充電(5分充電で1回使用可)、充電時間約60分 |
こうして見ると、基本的な剃り味に関わる部分や、使い勝手に影響する部分で違いがあるのがわかりますね。特に大きな違いは、最初二お伝えした以下の5点です。
- マイクロコームの有無
- 3連サスペンションヘッドの動き方
- バッテリーの持ち時間
- バッテリー残量表示の有無
- グリップの素材感
それでは、これらの大きな違いが具体的にどういうことなのか、一つずつ見ていきましょう!
マイクロコームがない310s、ある3010s!ここまで違う
マイクロコームっていうのは、シェーバーヘッドについているクシみたいな部分のこと。これが、寝ているヒゲやいろんな方向に向いているヒゲをすくい上げて、網刃(あみば)に効率よく取り込む役割を果たしてくれるんです。
3010sにはこのマイクロコームが付いているので、より多くのヒゲを一度で捉えやすく、剃り残しが少なく、スムーズなシェービングが期待できます。
特に、ヒゲが濃い人や、クセのあるヒゲが多い人にとっては、このマイクロコームがあるかないかで、剃り味の満足度がけっこう変わってくるかもしれません。朝の忙しい時間に、何度も同じ場所を往復しなくて済むのは嬉しいポイントですよね。
一方、310sにはマイクロコームが付いていません。だからといって全然剃れないわけではなく、基本的なシェービング性能はしっかり備わっています。
ヒゲがそれほど濃くない人や、毎日こまめに剃る人であれば、マイクロコームがなくても十分満足できる可能性は高いです。むしろ、構造がシンプルな分、お手入れが少し楽になるという見方もできますね。
価格が安いのも大きな魅力なので、「まずは電気シェーバーを試してみたい」「最低限の機能で十分」という人には、310sがぴったりかもしれません。
ヘッドの動き方が違う!310sと3010s
どちらのモデルも「3連サスペンションヘッド」という、3つの刃が浮き沈みする構造は同じです。これで肌の凹凸に合わせてヘッドが動くので、肌への密着度を高めてくれます。
ただ、ブラウン310sと3010sでは「動き方」に違いがあるんです。
3010sのヘッドは、3つの刃(網刃2枚と真ん中のトリマー)がそれぞれ独立して上下に動きます。イメージとしては、それぞれの刃がより細かく肌のカーブに追従してくれる感じ。
これにより、アゴ下や首回りといった剃りにくい部分にもしっかりフィットしやすく、優しい肌あたりで深剃りを実現しやすくなります。肌へのプレッシャーも分散されやすいので、敏感肌の人にも向いていると言えるでしょう。
対して310sのヘッドは、3つの刃が連動して動くというか、個々が独立して動くわけではありません。
もちろん、ヘッド全体としては肌の凹凸に合わせて動きますが、3010sほどの細やかな追従性は期待できません。そのため、人によってはアゴ下などで少し剃り残しを感じたり、肌への当たりが少し強く感じたりする可能性はあります。
とはいえ、基本的なサスペンション機能はあるので、平らな面は問題なく剃れますし、慣れれば十分使いこなせるレベルです。価格を考えれば十分な性能を持っていると言えるでしょう。
バッテリー持ちは3010sが優秀!
毎日使う電気シェーバーだから、バッテリーの持ち時間は気になりますよね。
3010sは、フル充電で約45分間の連続使用が可能です。
1回のシェービング時間を仮に3分とすると、単純計算で15回くらい使えることになります。これだけ持てば、数日間の旅行や出張なら充電器を持っていかなくても安心かもしれませんね。頻繁に充電するのが面倒な人にもおすすめです。
一方、310sの駆動時間は約20分。3010sの半分以下ですね。1回3分なら6~7回分といったところでしょうか。毎日使うとなると、週に1回以上の充電が必要になる計算です。
とはいえ、どちらのモデルも約1時間でフル充電が完了しますし、5分間の急速充電で1回分のシェービングができる機能も付いています。「うっかり充電し忘れた!」という朝でも、サッと充電すれば間に合うのは心強いですね。
バッテリー持ちを最重要視するなら3010sですが、こまめな充電が苦にならないなら、310sでも十分実用的と言えるでしょう。
バッテリー残量表示、あるとやっぱり便利?
バッテリーに関連して、もう一つ違いがあります。それは、バッテリー残量の表示機能です。
3010sには、グリップ部分にLEDランプが1つ付いています。充電中や充電完了時、そしてバッテリー残量が少なくなってきたときに点灯・点滅してお知らせしてくれます。
「そろそろ充電しなきゃな」というタイミングが視覚的にわかるので、突然のバッテリー切れを防ぎやすいのがメリットです。細かい機能ですが、あると地味に便利な機能ですよね。
対して310sには、バッテリー残量を示すランプ類は一切ありません。充電されているかどうかは、充電器を接続したときに確認するしかなく、あとどれくらい使えるかは、使っていてパワーが落ちてきた感覚などで判断するしかありません。
とはいえ、「充電はいつもシェーバー置き場でする」「週に一度、決まった曜日に充電する」といった習慣があれば、特に不便を感じないかもしれません。このあたりは、使い方や性格によって評価が分かれるポイントと言えそうです。シンプルさを好む人には、むしろ表示がない方がスッキリしていて良いと感じるかもしれませんね。
グリップ感の違い:滑りにくさ重視なら3010s
最後に、本体の持ちやすさに関わるグリップ素材の違いです。
3010sのグリップ部分は、ラバー素材でできています。ゴムのような質感で、手に吸い付くようなフィット感があります。特に、お風呂剃りなどで手が濡れている状態でも滑りにくく、安定したシェービングができるのが大きなメリットです。
しっかり握れるので、力を入れずにスムーズに操作できます。
一方、310sのグリップは、硬質なプラスチック素材です。ツルッとした質感で、ラバーグリップほどの滑りにくさはありません。
乾いた手で使う分には特に問題ないかもしれませんが、手が濡れていたり、シェービングフォームなどが付いたりすると、少し滑りやすく感じる可能性があります。
ただ、プラスチック製なので汚れは拭き取りやすいですし、本体重量が3010s(約220g)よりも軽い約175gなので、取り回し自体は軽快です。滑りやすさが気になる場合は、しっかり乾いた手で使うなどの工夫をすると良いでしょう。
どちらが良いかは好みもありますが、お風呂での使用頻度が高い人や、より安定したグリップ感を求める人には3010sがおすすめです。
ブラウン 310sと3010sの共通点
ここまで違いを見てきましたが、もちろん共通している部分もたくさんあります。どちらもブラウン シリーズ3の基本性能をしっかり受け継いでいるモデルですからね!主な共通点は以下の通りです。
ブラウン 310sと3010sの共通点
- 3枚刃システム
- ディープキャッチ網刃
- S字形くせヒゲトリマー
- まるごと水洗い可能(IPX7防水)
- お風呂剃り対応
- 急速充電(5分で1回分)
- 約60分でのフル充電
- 対応替刃(F/C32B または F/C32S)
それでは、これらの共通点がどんな機能なのか、詳しく見ていきましょう!
3枚刃システム:ブラウンの基本シェービング
310sも3010sも、シェーバーヘッドには**2枚の網刃(ディープキャッチ網刃)と、その間にある1枚のトリマー刃(S字形くせヒゲトリマー)からなる「3枚刃システム」**を採用しています。これがブラウンの基本的なシェービング構造ですね。
まず、両側の網刃が短いヒゲを根元から捉えます。そして、真ん中のトリマー刃が、網刃では捉えにくい、寝ていたり長く伸びていたりするクセのあるヒゲをカットします。この3つの刃が連携することで、様々なタイプのヒゲを効率よく剃り上げてくれるわけです。
電気シェーバーを使ったことがない人からすると「刃が多い方がよく剃れるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、エントリーモデルとしてはこの3枚刃でも十分な深剃りが可能です。
実際に多くのユーザーレビューでも、シリーズ3の剃り味に満足している声が見られます。もちろん、上位モデル(シリーズ5や7、9など)には、より多くの刃や高度な機能が搭載されていますが、価格もその分上がります。
「まずはブラウンのシェーバーを試してみたい」「普段使いには十分な性能が欲しい」という人にとって、この3枚刃システムはコストと性能のバランスが取れた、信頼できる仕様と言えるでしょう。高価なモデルに手を出す前に、まずシリーズ3でブラウンの剃り味を体験してみるのは賢い選択かもしれませんね。
ディープキャッチ網刃:短いヒゲもしっかりキャッチ
3枚刃システムの一部である「ディープキャッチ網刃」も、310sと3010sに共通して搭載されています。これは、ブラウンが長年培ってきた技術が詰まった特殊な形状の網刃です。
この網刃には、大きさや形の異なる899種類もの穴が配置されています。
なぜそんなに多くの種類の穴があるかというと、ヒゲというのは、まっすぐ生えているものばかりではなく、様々な方向に向かって生えているからです。この複雑なパターンの穴が、あらゆる向きのヒゲを効果的に捉え、0.05mmレベルの深剃りを可能にしているんです。
肌に網刃を当てて滑らせるだけで、短いヒゲもしっかりと穴に取り込まれ、内刃によってカットされる仕組みです。これにより、何度も同じ場所を剃る必要がなくなり、シェービング時間の短縮につながります。
また、肌への負担も軽減されるため、シェービング後のヒリヒリ感やカミソリ負けのリスクも低減できます。このディープキャッチ網刃があるからこそ、シリーズ3はエントリーモデルでありながら、多くのユーザーに「しっかり剃れる」と評価されているんですね。価格は抑えたいけど、剃り味には妥協したくないというニーズにしっかり応えてくれる、頼もしい機能です。
S字形くせヒゲトリマー:寝たヒゲも逃さない
3枚刃の中央に配置されているのが「S字形くせヒゲトリマー」です。これも310s、3010s共通の機能です。その名の通り、寝てしまっているヒゲや、長く伸びてしまったクセのあるヒゲを効率的にカットするためのトリマー刃です。
網刃は主に短いヒゲを剃るのが得意ですが、寝ていたりカールしていたりするヒゲは、網刃の穴に入りにくく、剃り残しの原因になりがちです。そこで活躍するのが、このS字形くせヒゲトリマー。
トリマーがまずこれらの捉えにくいヒゲをプレカット(事前に短くカット)することで、その後の網刃でのシェービングをスムーズにし、剃り残しを防いでくれるのです。
特に、数日ヒゲを剃らなかった後や、もともとヒゲにクセがある人にとっては、このトリマーの存在は大きいでしょう。
アゴ下や首回りなど、ヒゲが色々な方向に向いて生えやすい部分でも、このトリマーがしっかり仕事をしてくれるおかげで、比較的スムーズにシェービングを進めることができます。ディープキャッチ網刃とこのS字形くせヒゲトリマーのコンビネーションによって、シリーズ3は様々なヒゲ質に対応できる、バランスの取れたシェービング性能を実現していると言えますね。
まるごと水洗い可能(IPX7防水):お手入れ簡単!
電気シェーバーって、毎日使うものだから清潔に保ちたいですよね。でも、お手入れが面倒だと、ついついサボりがちになったり…。その点、ブラウン 310sと3010sはどちらもIPX7等級の防水設計になっているので、お手入れがとっても簡単なんです!
IPX7というのは、「水深1メートルに30分間浸けても、水が内部に浸入しない」というレベルの防水性能を示します。つまり、使用後にヘッド部分だけでなく、本体をまるごと水洗いすることが可能です。洗面台でササッと水やお湯で洗い流すだけで、ヒゲくずや皮脂汚れを簡単に落とすことができます。ハンドソープなどを使って洗えば、さらに清潔に保てますよ。
面倒なブラシでの掃除の手間が省けるのは、忙しい朝には本当に助かりますよね。
水洗いできるおかげで、常にシェーバーを衛生的な状態に保てるので、肌への負担も軽減できます。お手入れが簡単なことは、長く快適にシェーバーを使い続けるための重要なポイント。この点は、310sと3010sのどちらを選んでも安心できる共通のメリットと言えるでしょう。清潔好きな人や、面倒くさがりな人にも嬉しい機能ですね。
お風呂剃り対応:リラックスタイムにも活躍
IPX7防水設計の恩恵は、お手入れのしやすさだけではありません。310sと3010sは、どちらもお風呂場での使用、いわゆる「お風呂剃り」に対応しています!
お風呂で体が温まっているときは、肌も毛穴も開いてヒゲが柔らかくなっているので、実はシェービングに適したタイミングなんです。肌への負担をより少なく、スムーズに剃ることができます。また、シェービングフォームやジェルを使って剃る「ウェット剃り」も可能です。フォームやジェルが潤滑剤の役割を果たし、さらに肌に優しく、滑らかな剃り心地を実現してくれます。
朝の忙しい時間ではなく、夜のリラックスタイムに湯船に浸かりながらゆっくりシェービングしたい、という人には最高の機能ですよね。シャワー中にサッと済ませたいという人にも便利です。
もちろん、従来のドライ剃り(何もつけずに剃る方法)も可能ですから、自分の好みやライフスタイルに合わせて使い方を選べる自由度の高さも魅力です。お風呂剃りをメインで考えている人はもちろん、たまには気分転換にウェット剃りを楽しみたいという人にも、この機能は嬉しいポイントになるはずです。
急速充電&約60分フル充電:忙しい朝も安心
バッテリーの持ち時間には差がありましたが、充電性能に関しては310sも3010sも共通で、なかなか優秀です。
まず、約1時間でバッテリーが完全に充電されます。寝る前に充電しておけば、朝には満タンになっている計算ですね。これは比較的早い方だと思います。
さらに便利なのが「5分間急速充電」機能。これは、たった5分充電するだけで、1回分のシェービング(約3分間)に必要な電力を確保できるという優れもの!「ヤバい!充電忘れてた!」という絶望的な朝でも、顔を洗ったり歯を磨いたりしている間にサッと充電すれば、とりあえずその日のシェービングは乗り切れるわけです。これは本当に心強い機能ですよね。
バッテリー残量表示がない310sにとっては、特にこの急速充電機能が頼りになる場面が多いかもしれません。
もちろん、残量表示がある3010sでも、急いでいる時には重宝します。毎日使うものだからこそ、充電に関するストレスが少ないというのは大きなメリット。この点に関しては、どちらのモデルを選んでも不満を感じることは少ないでしょう。
対応替刃は共通:ランニングコストも考えよう
電気シェーバーは、快適な剃り味を維持するために、定期的な替刃交換が必要です。ブラウンが推奨している交換時期は約18ヶ月(1年半)ごと。
嬉しいことに、310sと3010sは共通の替刃(F/C32B または F/C32S)を使用します。「B」はブラック、「S」はシルバーで色の違いだけで、性能は同じです。本体の色に合わせて選べばOKです。
替刃が共通ということは、どちらのモデルを選んでも、将来的なランニングコスト(替刃代)は同じということになります。替刃は、家電量販店やオンラインストアなどで購入でき、価格は大体3,000円~5,000円程度(販売店によって異なります)です。
1年半ごとに交換が必要と考えると、決して安くはないかもしれませんが、これで新品同様の剃り味が復活し、さらに1年半快適に使えると考えれば、コストパフォーマンスは悪くないと言えるでしょう。
古い刃を使い続けると、剃り味が落ちるだけでなく、肌を傷つける原因にもなりかねません。快適なシェービングのためにも、定期的な替刃交換は忘れずに行いましょう。替刃が入手しやすいという点も、長く使う上では重要なポイントですね。
ブラウン 310sとブラウン 3010sの機能や特徴
さて、ここまで310sと3010sの違いや共通点を個別に見てきましたが、ここでは改めてそれぞれのモデルが持つ機能や特徴をまとめて、全体像を掴んでいきましょう。どちらもブラウンの技術が詰まったシェーバーですが、どんなところが魅力なのでしょうか?
シリーズ3のコア技術「3連サスペンションヘッドシステム」
ブラウン シリーズ3のシェービング性能の根幹をなすのが、この「3連サスペンションヘッドシステム」です。
これは、簡単に言うと、シェーバーのヘッド部分にある3つの刃(網刃×2、トリマー×1)が、それぞれ独立して、あるいは連動して上下に動く仕組みのこと。顔の表面って、意外と平らじゃなくて、アゴのラインや頬骨、首筋など、複雑なカーブや凹凸がありますよね。このサスペンションヘッドは、そうした顔の曲面にヘッド全体が自然に追従するように設計されているんです。
これにより、常に肌とシェーバーの刃が適切な角度と距離で密着しやすくなります。肌に強く押し付けなくても、ヘッドが自動的にフィットしてくれるので、肌への余計な圧力を減らしつつ、効率的にヒゲを剃ることができるんですね。これが、ブラウンが謳う「肌に優しい深剃り」を実現するための重要な技術の一つです。
ただし、前述の「違い」でも触れたように、このヘッドの動き方には310sと3010sで差があります。3010sは3つの刃がそれぞれ独立して動くため、より細かな凹凸にもフィットしやすい構造です。一方、310sは刃の独立可動はないものの、ヘッド全体で肌に追従します。より肌への密着度やフィット感を重視するなら3010s、基本的な機能で十分と考えるなら310sという選択になるでしょう。
剃り味の決め手「ディープキャッチ網刃」
シェーバーの命とも言えるのが、ヒゲを直接捉える「網刃」です。ブラウン 310sと3010sに搭載されている**「ディープキャッチ網刃」**は、その名の通り、ヒゲを深く、そして確実にキャッチするために設計された高性能な網刃です。
この網刃の最大の特徴は、899パターンもの異なる形状の穴が精密に配置されていること。
なぜこんなに複雑なのか? それは、人のヒゲは太さも生えている方向も一本一本違うからです。まっすぐなヒゲ、寝ているヒゲ、カールしたヒゲ…どんなタイプのヒゲでも効率よく網刃の穴に取り込めるように、様々な形の穴が用意されているんですね。
これらの穴が、肌すれすれの短いヒゲまでしっかり捉え、内側の刃でカットすることで、ブラウンが誇る0.05mmの深剃りを実現します。
しかも、網刃が肌を保護する役割も果たしているので、内刃が直接肌に触れることなく、肌へのダメージを最小限に抑えながら深剃りができるというわけです。このディープキャッチ網刃は、シリーズ3の剃り味の良さを支える重要な要素であり、310sと3010sのどちらを選んでも、その恩恵を受けることができます。
価格が手頃なエントリーモデルでありながら、このレベルの網刃を搭載しているのは、ブラウンならではの強みと言えるでしょう。
クセヒゲ対策の「S字形くせヒゲトリマー」
網刃だけでは捉えにくいのが、長く伸びて寝てしまったヒゲや、あちこち向いて生えているクセのあるヒゲです。そんな手強いヒゲを攻略するために搭載されているのが、3枚刃の中央に位置する「S字形くせヒゲトリマー」です。
このトリマーは、その独特のS字形状によって、様々な方向に生えている長いヒゲやクセヒゲを効率的にすくい上げ、カットしやすいように設計されています。まずこのトリマーが長いヒゲを短くカット(プレカット)してくれるおかげで、その後に続くディープキャッチ網刃が、残った短いヒゲをスムーズに捉えて深剃りできる、という連携プレーが成り立つのです。
特に、毎日はヒゲを剃らない人や、もともとヒゲにクセがあって剃り残しに悩んでいる人にとっては、このトリマーの存在は非常に大きいでしょう。アゴ下や首回りなど、剃りにくい部分の仕上げにも役立ちます。ディープキャッチ網刃とS字形くせヒゲトリマー、この2つの刃が組み合わさることで、シリーズ3は様々なヒゲ質や長さに対応できる、バランスの取れたシェービング性能を発揮します。
310sと3010s、どちらのモデルにもこのトリマーは搭載されているので、基本的なクセヒゲ対応能力は共通して持っていると言えますね。
効率アップの秘密?「マイクロコーム」(3010sのみ)
3010sにだけ搭載されている特別な機能が、この「マイクロコーム」です。シェーバーヘッドの中央、S字形くせヒゲトリマーの両隣に配置された、細かいクシ状の部品がそれにあたります。
このマイクロコームの役割は、ヒゲを「梳かす(とかす)」ようにして、より多くのヒゲを効率的に網刃へと誘導すること。特に、寝ているヒゲや様々な方向を向いたヒゲを、カットしやすいように整えながら網刃に送り込む働きをします。
これにより、一度のストロークでより多くのヒゲを剃ることが可能になり、結果としてシェービング全体の時間を短縮し、剃り残しを減らす効果が期待できるのです。
イメージとしては、シェーバーが肌の上を滑る際に、まずマイクロコームがヒゲをキャッチして起こし、それをS字形くせヒゲトリマーとディープキャッチ網刃が確実にカットしていく、という流れ作業のような感じでしょうか。
特にヒゲが濃い人、密度が高い人、剃るのに時間がかかっていた人にとっては、このマイクロコームの有無は剃り味の効率や快適さに大きく影響する可能性があります。
「よりスムーズに、より短時間で、よりキレイに剃りたい」というニーズに応えてくれるのが、このマイクロコームと言えるでしょう。残念ながら310sには搭載されていないので、この機能に魅力を感じるなら、3010sを選ぶ大きな理由になりますね。
お手入れ楽々&お風呂でも使える「IPX7防水設計」
毎日使う電気シェーバーは、清潔さが命! ブラウン 310sと3010sは、どちらもIPX7等級の防水設計を採用しており、これが日々の使い勝手を格段に向上させています。
IPX7防水というのは、水深1メートルに30分間沈めても大丈夫という、かなり高いレベルの防水性能です。これにより、使用後はためらわずに本体をまるごと水洗いすることができます。
水道水でサッと流すだけで、刃の間に詰まったヒゲくずや皮脂汚れを簡単に洗い流せるので、お手入れが本当に楽チン! 面倒なブラシ掃除から解放されるのは嬉しいですよね。常に清潔な状態を保てるので、肌トラブルのリスクも減らせます。
さらに、この防水性能のおかげで「お風呂剃り」にも対応しています。湯船に浸かりながら、あるいはシャワーを浴びながらシェービングできるので、時間を有効活用したい人や、リラックスしながらケアしたい人にぴったり。肌が温まってヒゲが柔らかくなっている状態で剃れるので、肌への負担も少ないと言われています。また、シェービングフォームやジェルを使った「ウェット剃り」も可能。
フォームやジェルが刃の滑りを良くし、さらに肌に優しい、快適な剃り心地を提供してくれます。ドライ剃り、ウェット剃り、どちらのスタイルも選べるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
充電性能とバッテリー関連機能
電気シェーバーはコードレスで使うのが基本なので、充電性能やバッテリー関連の機能も重要です。
310sと3010sは、どちらも約1時間でフル充電が完了します。これは比較的スピーディーですね。そして、万が一充電を忘れてしまっても、「5分間急速充電」機能を使えば、たった5分間の充電で1回分のシェービングが可能になります。これは忙しい朝には本当に頼りになる機能です。
ただし、フル充電からの連続使用可能時間には差があります。310sが約20分なのに対し、3010sは約45分と、倍以上のスタミナがあります。頻繁に充電するのが面倒な人や、旅行・出張が多い人には、バッテリー持ちの良い3010sの方が便利でしょう。
また、バッテリー残量の確認方法も異なります。3010sには充電催促・完了を示すLEDランプが付いていますが、310sには表示ランプがありません。バッテリー切れを事前に把握したいなら3010s、特に気にしない、または急速充電で十分というなら310s、という選び方ができそうです。どちらも充電時間は同じで急速充電にも対応しているので、基本的な充電性能に不満が出ることは少ないはずです。
持ちやすさとデザイン
毎日手に取るものだから、持ちやすさやデザインも気になりますよね。
グリップ(持ち手)部分の素材が異なり、310sは硬質なプラスチック製、3010sは滑りにくいラバー製です。お風呂剃りなどで手が濡れることが多い場合は、ラバーグリップの3010sの方が安定して持ちやすいでしょう。
ドライ剃りがメインで、軽さを重視するなら、約175gと軽量な310sも魅力的です(3010sは約220g)。実際に手に取ってみて、しっくりくる方を選ぶのが一番ですが、使用シーンを想像して選ぶのも良いでしょう。
デザインに関しては、どちらもシリーズ3らしい、比較的シンプルで機能的なフォルムです。カラーバリエーションは時期によって異なる場合がありますが、310sはブルー系、3010sもブルー系が多い印象です(Joshinオリジナルモデルなどでブラックなど他の色も存在します)。
基本的な形状は似ていますが、グリップ部分の素材感の違いや、LEDランプの有無などで、細かな印象は異なります。機能性だけでなく、見た目の好みで選ぶのも一つの方法ですね。家電量販店などで実機を比較してみるのもおすすめです。
メリット、デメリット
ブラウン 310sと3010s、それぞれに良い点(メリット)と、少し気になる点(デメリット)があります。どちらを選ぶか決める上で、これらの点をしっかり把握しておくことが大切です。
ブラウン 310sのメリット
まずは、シンプル&リーズナブルな310sのメリットから見ていきましょう。
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価格が安い!
これが最大の魅力と言っても過言ではありません。3010sと比べても明らかに安価で、電気シェーバー入門機として、あるいはサブ機として購入する際のハードルが非常に低いです。予算を抑えたい人にとっては、非常に魅力的な選択肢となります。「とりあえず電気シェーバーを使ってみたい」「高価なものは必要ない」というニーズにぴったりです。この価格でブラウンの基本的なシェービング性能と防水機能を手に入れられるのは、コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
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軽量・コンパクト
本体重量が約175gと、3010s(約220g)よりも軽いです。この軽さは、実際に手に持って操作する際に、取り回しの良さとして感じられるでしょう。また、サイズも比較的コンパクトなので、洗面台で場所を取らず、旅行や出張などへの持ち運びにも便利です。重いシェーバーが苦手な人や、携帯性を重視する人には嬉しいポイントです。 -
シンプルな機能
マイクロコームや独立可動ヘッド、バッテリー表示ランプといった付加機能がない分、構造がシンプルです。操作に迷うことがなく、誰でも直感的に使いやすいと言えます。「多機能は使いこなせない」「基本的な機能だけで十分」という人にとっては、このシンプルさがむしろメリットと感じられるでしょう。 -
基本的な性能は十分
安価でシンプルとはいえ、ブラウンのコア技術である「3枚刃システム」「ディープキャッチ網刃」「S字形くせヒゲトリマー」はしっかり搭載されています。防水設計(IPX7)でお風呂剃りやまるごと水洗いも可能ですし、急速充電機能も備わっています。日常的なシェービングに必要な基本性能は十分に備わっており、「安かろう悪かろう」ではない、しっかりとした実力を持っています。
ブラウン 310sのデメリット
次に、310sの少し気になる点、デメリットとなりうる部分です。
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マイクロコーム非搭載
3010sに搭載されているマイクロコームがないため、寝ているヒゲやクセヒゲを一度で捉える効率は、3010sに比べて劣る可能性があります。ヒゲが濃い人や、剃り残しを極力減らしたい人にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。同じ場所を何度か剃る必要が出てくるかもしれません。 -
ヘッドの独立可動なし
3連サスペンションヘッドではありますが、3つの刃がそれぞれ独立して動くわけではないため、アゴ下などの複雑な曲面へのフィット感は3010sに劣ります。肌への密着度がやや低くなる可能性があり、これも剃り残しや、場合によっては肌への負担増につながる可能性があります。 -
バッテリー駆動時間が短い
フル充電で約20分という駆動時間は、3010s(約45分)と比べると短めです。毎日使う場合、充電頻度が高くなるため、こまめな充電が面倒だと感じる人にはデメリットになります。 -
バッテリー残量表示がない
あとどれくらい使えるのか、充電が必要なタイミングなのかが分かりにくいです。突然のバッテリー切れに見舞われる可能性があり、特に急いでいる時には不便を感じるかもしれません。急速充電があるとはいえ、事前の予測が立てにくいのはややマイナスポイントです。 -
グリップがプラスチック製
ラバーグリップの3010sと比べると、滑りやすい可能性があります。特に手が濡れている状態での使用には少し注意が必要です。安定したグリップ感を重視する人には、物足りなく感じるかもしれません。
ブラウン 3010sのメリット
続いて、機能が充実している3010sのメリットを見ていきましょう。
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マイクロコーム搭載で効率的なシェービング
マイクロコームがヒゲを効率よく網刃に誘導してくれるため、一度のストロークでより多くのヒゲを剃ることができ、剃り残しが少なく、シェービング時間の短縮につながります。ヒゲが濃い人や、スムーズな剃り味を求める人には大きなメリットです。 -
独立可動する3連サスペンションヘッド
3つの刃がそれぞれ独立して動くため、顔の複雑な曲面にもしっかりとフィットします。アゴ下などの剃りにくい部分も、肌に優しく、かつ深剃りしやすいのが特徴です。肌への密着度が高いので、効率的なシェービングをサポートします。 -
バッテリー駆動時間が長い
フル充電で約45分と、310sの倍以上のスタミナがあります。充電頻度が少なくて済むので、手間が省けますし、数日間の旅行程度なら充電器なしでも対応できる可能性があります。バッテリー持ちを重視する人には最適です。 -
LEDバッテリー表示付き
充電のタイミングや完了、バッテリー残量低下をLEDランプで知らせてくれるため、バッテリー管理がしやすいです。突然のバッテリー切れを防ぎやすく、安心して使うことができます。 -
ラバーグリップで滑りにくい
グリップ部分がラバー素材なので、手にしっかりフィットし、滑りにくいのが特徴です。特にウェット剃りやお風呂剃りの際に、安定した操作感を得られます。
ブラウン 3010sのデメリット
最後に、3010sのデメリットとなりうる点です。
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価格が310sより高い
機能が充実している分、310sと比べると価格が高めになります。数千円の価格差があるので、予算によっては少し手を出しにくいと感じるかもしれません。「マイクロコームや独立可動ヘッドにそれだけの価値を感じるか?」が判断のポイントになります。 -
やや重い
本体重量が約220gと、310s(約175g)よりも少し重いです。わずかな差ではありますが、長時間使ったり、持ち運んだりする際には、この重さが気になる人もいるかもしれません。 -
機能が多い分、わずかに複雑?
LEDランプが付いているなど、310sに比べるとわずかに機能が増えています。とはいえ、操作自体が難しいわけではなく、大きなデメリットとは言えないかもしれませんが、究極のシンプルさを求める人にとっては、少しごちゃっとしていると感じる可能性はゼロではありません。 -
マイクロコーム部分のお手入れ
マイクロコームがある分、構造が少し複雑になります。水洗いは可能ですが、マイクロコームの隙間にヒゲくずが溜まりやすい可能性があり、310sに比べると、ほんの少しだけお手入れに気を使う必要があるかもしれません。(とはいえ、水で流せば基本的には問題ないレベルです)
ブラウン 310sとブラウン 3010sをおすすめする人しない人
さて、違いやメリット・デメリットを見てきたところで、結局のところ、あなたはどっちのモデルを選ぶべきなのでしょうか? ここでは、それぞれのモデルがどんな人におすすめで、逆にどんな人にはあまり向かないのかをまとめてみました。
ブラウン 310sがおすすめな人
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とにかく安く電気シェーバーを手に入れたい人
最大の魅力は価格の安さです。予算を最優先で考えたい、初期費用を抑えたいという人には、310sが断然おすすめです。4,000円前後でブラウンの基本性能が手に入るのは、非常にお得感があります。 -
初めて電気シェーバーを使う人
「まずは電気シェーバーがどんなものか試してみたい」という入門用として最適です。操作もシンプルで分かりやすく、基本的な剃り味や防水機能は備わっているので、電気シェーバーの便利さを体験するには十分です。もし物足りなさを感じたら、次にもっと上位のモデルを検討するというステップアップも考えやすいでしょう。 -
ヒゲがそれほど濃くない、または毎日剃る人
マイクロコームがなくても、基本的な3枚刃システムで十分対応できる可能性が高いです。毎日こまめに剃る習慣があれば、剃り残しもそれほど気にならないかもしれません。 -
シンプルな機能で十分な人
多機能性を求めず、「普通に剃れればいい」「余計な機能はいらない」と考えている人には、シンプルで扱いやすい310sがぴったりです。 -
軽さやコンパクトさを重視する人
本体が軽量(約175g)なので、取り回しが楽です。旅行や出張など、持ち運びの機会が多い人にもおすすめです。
ブラウン 310sをおすすめしない人
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ヒゲが濃い、またはクセヒゲが多い人
マイクロコームや独立可動ヘッドがないため、剃り残しが多くなったり、シェービングに時間がかかったりする可能性があります。より効率的でスムーズな剃り味を求めるなら、3010s以上を検討した方が良いかもしれません。 -
深剃り性能や肌へのフィット感を重視する人
3010sに比べると、ヘッドの密着度や追従性が劣るため、深剃り性能や肌への優しさの面で、少し物足りなさを感じる可能性があります。 -
バッテリー持ちや管理の手間を減らしたい人
駆動時間が約20分と短く、残量表示もないため、充電頻度が高くなり、バッテリー管理がやや面倒に感じるかもしれません。 -
お風呂剃りでの安定感を求める人
グリップがプラスチック製なので、濡れた手で使う際に滑りやすさを感じる可能性があります。
ブラウン 3010sがおすすめな人
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ヒゲが濃い、またはクセヒゲに悩んでいる人
マイクロコームと独立可動ヘッドの組み合わせにより、様々なタイプのヒゲを効率よく捉え、スムーズに剃り上げます。剃り残しを減らし、快適なシェービングを求める人に最適です。 -
より深剃りで、肌に優しい剃り心地を求める人
独立可動するヘッドが肌の凹凸にしっかりフィットし、肌への圧力を分散しながら深剃りを実現します。剃り味と肌への優しさのバランスを重視する人におすすめです。 -
バッテリーの持ち時間を重視する人
約45分の駆動時間があるので、充電の手間を減らしたい人、旅行や出張が多い人に便利です。LEDランプでの残量表示もあるので、バッテリー管理も安心です。 -
お風呂剃りやウェット剃りを快適に行いたい人
滑りにくいラバーグリップを採用しているため、濡れた手でも安定して操作できます。お風呂での使用がメインの人には特におすすめです。 -
少し予算を上げてでも、より快適なシェービング体験をしたい人
310sとの価格差分の価値(マイクロコーム、独立可動ヘッド、バッテリー性能、グリップ)を感じられるなら、3010sを選ぶことで毎日のシェービングの満足度が向上するでしょう。
ブラウン 3010sをおすすめしない人
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価格を最優先で考えている人
310sと比べると価格が高めなので、とにかく安さを重視する人には、予算オーバーとなる可能性があります。 -
軽さやコンパクトさを最重視する人
310sよりもやや重く(約220g)、サイズも少し大きいので、携帯性や軽快な操作感を最優先する場合には、310sの方が魅力的に感じるかもしれません。 -
ごくシンプルな機能で十分だと考えている人
マイクロコームやLED表示などの付加機能に魅力を感じない、あるいは不要だと考える人にとっては、価格が高い分、コストパフォーマンスが悪く感じる可能性があります。
これらの点を参考に、ご自身のヒゲの状態、使い方、予算、そして何を一番重視するかを考えて、最適な一台を選んでみてくださいね!
ブラウン 310sとブラウン 3010s 違いを比較まとめ
さて、ここまでブラウンの電気シェーバー、シリーズ3の人気モデル「310s」と「3010s」の違いを徹底的に比較してきました。
どちらもブラウンのエントリーモデルながら、基本的なシェービング性能はしっかり備えていて、コストパフォーマンスに優れたシェーバーであることは間違いありません。まるごと水洗いできてお風呂剃りにも対応、さらに急速充電機能まで付いているのは、さすがブラウンといったところですよね。
最終的にどちらを選ぶべきか、その判断のポイントは、「あなたがシェーバーに何を一番求めるか?」にかかっています。
もし、「とにかく初期費用を抑えたい」「電気シェーバーは初めてだからシンプルなものがいい」「ヒゲは薄い方だ」というのであれば、ブラウン 310sがおすすめです。価格の安さは圧倒的な魅力ですし、基本的な機能はしっかりしているので、日常使いには十分な性能を発揮してくれるでしょう。
一方で、「少し予算を足してでも、より快適な剃り味を手に入れたい」「ヒゲが濃い、またはクセがあって剃り残しが気になる」「バッテリーの持ちや管理のしやすさも重要」「お風呂で使うことが多い」というのであれば、ブラウン 3010sを選ぶ価値は十分にあります。
マイクロコームや独立可動ヘッドによるスムーズな剃り心地、長いバッテリー駆動時間、滑りにくいラバーグリップといった付加機能は、毎日のシェービング体験を確実にワンランクアップさせてくれるはずです。数千円の価格差で得られる快適性を考えれば、決して高い投資ではないかもしれません。
どちらを選んだとしても、ブラウン シリーズ3はきっとあなたの髭剃りを快適にしてくれるはずです。この記事で紹介した違いやメリット・デメリットを参考に、ご自身のライフスタイルや予算、そして「これだ!」という直感を信じて、あなたにとってベストな一台を見つけてくださいね!